007_pythonエンジニア認定データ分析試験2-2

目次

Pythonと環境 -実行環境構築-

40問中5問ある「Pythonと環境」の中で、「実行環境構築」に関する問題が1問出題されます!

参考:https://cbt.odyssey-com.co.jp/pythonic-exam/python3cda.html

本試験の主教材である「Pythonによるあたらしいデータ分析の教科書第2版」では第2章1節(P016~027)の内容です。

前回に引き続きPythonの実行環境に関する問題です!
それでは、練習問題を解いてみましょう!

練習問題1

問題
Pythonの実行環境に関する次の文章の間違っている所を探してみましょう。

Anacondaで設定した環境でパッケージを管理するには、独自のcondaコマンドだけ利用可能である。ただし稀にcondaコマンドで構築された環境がpipの利用で壊されてしまうこともあるため、基本的にcondaコマンドでパッケージを管理した方が良い。

答えはコチラをクリック!

答え:

誤)condaコマンドだけ利用可能
正)condaコマンドのほかpipも利用可能

ポイント(クリック!)
Anacondaで設定した環境で使えるパッケージの管理をするコマンドは〇〇

Anacondaで設定した環境で、パッケージの管理にはcondaコマンドpipコマンドが利用できます。
Anacondaとは、パッケージや環境を管理することができるシステムです。
Pythonの開発を便利に行うことができ、よく使われています!

また、pipコマンドは「006_pythonエンジニア認定データ分析試験2-1」で取り扱っています。
pipコマンドに関する問題は本試験で問われることがあるためコチラの記事も見てみましょう!

練習問題2

問題
Pythonの実行環境に関する次の文章の間違っている所を探してみましょう。

AnacondaはAnaconda社が開発、配布しているpythonのディストリビューションであり、venv、pipとは同じ仮想環境の作成方法、パッケージ管理システムを採用している。

答えはコチラをクリック!

答え:

誤)同じ
正)異なる

ポイント(クリック!)
Anacondaとは〇〇

AnacondaとはAnaconda社が開発、配布しているpythonのディストリビューションです!
ディストリビューションとは、複数のソフトウェアやツールなどを、ひとつのパッケージにしたものです。

仮想環境を作成したり、パッケージを管理することができます!
Pythonの開発を便利に行うことができるシステムです。

練習問題3

問題
Pythonの実行環境に関する次の文章の間違っている所を探してみましょう。

pythonでは、シンプルで読みやすいコードが書けることを設計思想として文法が作られている。コードのブロック構造をインデントではなくカッコで表現するところにもその思想が表れている。

答えはコチラをクリック!

答え:

誤)インデントではなくカッコ

正)カッコではなくインデント

ポイント(クリック!)
Pythonはコードのブロック構造を〇〇で表現する

Pythonはコードのブロック構造をインデントで表現します。

インデントとは字下げのことで、上の画像の赤丸部分を指します。
インデントは、Pythonの大きな特徴の1つです!

練習問題4

問題
Pythonの実行環境に関する次の文章の間違っている所を探してみましょう。

pythonにはPEP8と呼ばれる標準となるコーディング規約が存在する。たとえば、複数のモジュールをインポートするときには、まとめてimportして書くべきとされている。

答えはコチラをクリック!

答え:

誤)まとめてimport
正)
1行ずつimport

ポイント(クリック!)
PEP8とは〇〇

PEP8とはpythonで標準となるコーディング規約のことです。
コーディング規約とはコーディングを行うときに守るべきルールのことです。
たとえば「複数のモジュールをインポートするときは1行ずつimportして書くべき」といったルールがあります!

練習問題5

問題
Pythonの実行環境に関する次の文章の間違っている所を探してみましょう。

作成したプログラムがPEP8に違反していないかチェックするツールとしてFlake8がある。定義したが使用していない変数も併せてチェックするツールとしてpycodestyleがある。

答えはコチラをクリック!

答え:

誤)Flake8
正)pycodestyle


誤)pycodestyle
正)Flake8

ポイント(クリック!)
pycodestyleとは〇〇、Flake8とは〇〇

pycodestyleとは、作成したプログラムがPEP8に違反していないかチェックするツールです。
Flake8とは、PEP8に加えて定義したが使用していない変数など、論理的なチェックを行うツールです。
PEP8とは、pythonで標準となるコーディング規約のことでした!
それぞれの役割と名前について覚えておきましょう!

理解度チェック

問題
Pythonの実行環境に関する次の記述のうち誤っているものはどれか選びましょう。

1、Anacondaで設定した環境でパッケージを管理するには、独自のcondaコマンドのほかpipも利用可能である。ただし稀にcondaコマンドで構築された環境がpipの利用で壊されてしまうこともあるため、基本的にcondaコマンドでパッケージを管理した方が良い。
2、pythonでは、シンプルで読みやすいコードが書けることを設計思想として文法が作られている。コードのブロック構造をインデントではなくカッコで表現するところにもその思想が表れている。
3、作成したプログラムがPEP8に違反していないかチェックするツールとしてpycodestyleがある。定義したが使用していない変数も併せてチェックするツールとしてFlake8がある。
4、pythonにはPEP8と呼ばれる標準となるコーディング規約が存在する。たとえば、複数のモジュールをインポートするときには、1行ずつimportして書くべきとされている。
5、AnacondaはAnaconda社が開発、配布しているpythonのディストリビューションであり、venv、pipとは異なる仮想環境の作成方法、パッケージ管理システムを採用している。

答えはコチラをクリック!

答え:2番

誤)インデントではなくカッコ

正)カッコではなくインデント

ポイント(クリック!)
Pythonはコードのブロック構造を〇〇で表現する

Pythonはコードのブロック構造をインデントで表現します。

インデントとは字下げのことで、上の画像の赤丸部分を指します。
インデントは、Pythonの大きな特徴の1つです!

今回のポイント

今回のポイントを振り返りましょう!

ポイント(クリック!)
Anacondaで設定した環境で使えるパッケージの管理をするコマンドは〇〇

Anacondaで設定した環境で、パッケージの管理にはcondaコマンドpipコマンドが利用できます。
Anacondaとは、パッケージや環境を管理することができるシステムです。
Pythonの開発を便利に行うことができ、よく使われています!

また、pipコマンドは「006_pythonエンジニア認定データ分析試験2-1」で取り扱っています。
pipコマンドに関する問題は本試験で問われることがあるためコチラの記事も見てみましょう!

ポイント(クリック!)
Anacondaとは〇〇

AnacondaとはAnaconda社が開発、配布しているpythonのディストリビューションです!
ディストリビューションとは、複数のソフトウェアやツールなどを、ひとつのパッケージにしたものです。

仮想環境を作成したり、パッケージを管理することができます!
Pythonの開発を便利に行うことができるシステムです。

ポイント(クリック!)
Pythonはコードのブロック構造を〇〇で表現する

Pythonはコードのブロック構造をインデントで表現します。

インデントとは字下げのことで、上の画像の赤丸部分を指します。
インデントは、Pythonの大きな特徴の1つです!

ポイント(クリック!)
PEP8とは〇〇

PEP8とはpythonで標準となるコーディング規約のことです。
コーディング規約とはコーディングを行うときに守るべきルールのことです。
たとえば「複数のモジュールをインポートするときは1行ずつimportして書くべき」といったルールがあります!

ポイント(クリック!)
pycodestyleとは〇〇、Flake8とは〇〇

pycodestyleとは、作成したプログラムがPEP8に違反していないかチェックするツールです。
Flake8とは、PEP8に加えて定義したが使用していない変数など、論理的なチェックを行うツールです。
PEP8とは、pythonで標準となるコーディング規約のことでした!
それぞれの役割と名前について覚えておきましょう!

                               参考資料:Pythonによるあたらしいデータ分析の教科書第2版

次回は

次回は「Pythonと環境」のPythonの基礎でリスト内包表記について学んでいきます!

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