024_分類の状態を可視化【散布図を確認しよう】

前回作成した関数を使って実際に散布図を確認していきましょう!

前回作成した散布図に分類の状態を描画する関数

plot_boundary(model, X, Y, target, xlabel, ylabel)

・model = 分類を行う学習済みモデル
・X = X軸に使う特徴量
・Y = Y軸に使う特徴量
・target = 分類の値
・xlabel = X軸用ラベル
・ylabel = Y軸用ラベル

目次

関数を確認しよう

「ものを2種類に分類する学習」の「学習した状態の散布図」を見てみましょう。テスト用の特徴量でデータフレームを作成し、学習モデルに与えて予測データを作って関数に渡してみます。

コード

#1 テスト用の特徴量(X_test)でデータフレームを作る
#2 テスト用の特徴量(X_test)を渡して、予測データを作る
#3 散布図だけを描画する


df = pd.DataFrame(X_test)   #1

pred = model.predict(X_test)    #2

plot_boundary(None, df[0], df[1], pred, "df [0]", "df [1]")   #3

参考資料:Python3年生機械学習のしくみ

実行結果

関数を用いると、色違いの散布図が1行のみで表示されました!

学習した分類の状態を表示する

上記のプログラムに「学習した分類の状態」を加えて散布図を表示してみましょう!plot_boundaryの引数の一番目学習モデル(model)を与えます。

コード

# 分類の状態を描画する
plot_boundary(model, df[0], df[1], pred, "df [0]", "df [1]")

参考資料:Python3年生機械学習のしくみ

実行結果

モデルを示すことできれいに色で分けることが出来ました!また、境界線を赤色で描くこともできています!

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